全日本ロードバイク選手権2015 JSB 1000 RACE REPORTS

4月18日鈴鹿サーキットでの開幕戦を皮切りに、全日本ロードバイク選手権の全8戦を戦い抜いた BMW Motorrad のオフィシャル・スポンサー・チームと選手への応援、1年間どうもありがとうございました。

BMW Motorrad オフィシャル・サポート・チーム

酒井大作選手
CONFIA Flex Motorrad39

武石伸也選手
CONFIA Flex Motorrad39

寺本幸司選手
Team Tras 135HP

児玉勇太選手
Team Tras 135HP

Round 9. SUPERBIKE RACE in SUZUKA 2015年10月31日(土)予選・11月1日(日)決勝

Round 9. SUPERBIKE RACE in SUZUKA レース結果詳細はこちら


酒井大作選手

寺本幸司選手武石伸也選手
酒井大作選手
寺本幸司選手

 

■会場:鈴鹿サーキット(三重県)
■予選結果:
  CONFIA Flex Motorrad39 酒井大作選手 14位/武石伸也選手 21位
  Team Tras 135HP 寺本幸司選手 20位/児玉勇太選手 24位
■決戦結果:
  CON FIA Flex Motorrad39 酒井大作選手 レース1: 13位 レース2: 11位/武石伸也選手 レース1: 15位 
  レース2: 12位
  Team Tras 135HP 寺本幸司選手 レース1: 14周目転倒イタリヤ レース2: 出走せず/
  児玉勇太選手 レース1: 19位 レース2: 16位

■予選後のコメント
酒井大作選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「目標にしていた8秒台を新型S 1000 RRでマークすることができ良かったと考えています。しかし自分の順位を前後するメーカー系のマシンもその速さを増しており、14位という結果になりました。このタイムと順位を予選結果として受け止め、明日の決勝を戦うマシンの方向性を考えるつもりです。 明日の決勝では、このS 1000 RRの素晴らしさをBMWファンのみなさまに見ていただこうと思います。僕と武石さんのS 1000 RRは、ほぼスタンダード。皆様が所有されているS 1000 RRとほとんど変わりません。僕はこのバイクで最高のパフォーマンスを発揮するつもりです。このほぼスタンダードなS 1000 RRと僕が、決勝でどんなレースを展開するのか楽しみにしていてください。 」

武石伸也選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「予定では、まず中古タイヤである程度走行してそのあとで新品タイヤを投入し、タイムアタックするつもりでした。ところがバイクに少し不具合が生じ、タイムアタックができず、予定通り進めることができませんでした。予選タイムに9秒台を想定していたのでこの結果はとても残念です。ただ今回の低い路面温度にはセッティングで対応できています。決勝ではいいスタートを決めて、このセッティングを活かした走りがしたいと考えています。」

寺本幸司選手 (Team Tras 135HP)
「ターゲットとしていた9秒台には少し及びませんでした。今回のレースウィークでは、初日にトラブルが発生し、このトラブルの対応に1日半を要してしまいました。このことがその後の計画に影響を及ぼすこととなり、9秒台に入れることができなかった主たる要因だと考えています。反面、今回はトラクションコントロールをはじめとする電子制御によるセッティングが良い方向に向かいました。連日のタイムアップ、本日ベストラップを刻むことができたのもこの電子制御による影響が大きいです。本日の予選で予選用のタイヤを使用しませんでした。これはチームの方針が決勝の走行を重視するが故です。明日の決勝は今年一年の集大成のレースとなるでしょう。「Team Tras 135HP」の136号車、135号車にぜひ熱い声援を送って下さい。みなさまの応援が僕達の力になり良い結果に繫がると思いますのでよろしくお願いします。」

児玉勇太選手 (Team Tras 135HP)
「木曜日からタイムアップが連日続いていることをとてもポジティブに考えています。今日も足回りのセッティング、エンジン出力のマッピングに取り組みました。データを取り、取ったデータを解析し、また新たなセッティングで走行し、データを取る。これを繰り返し、積み上げることがマシン作りに大切だと思っています。これまでのデータを活かし、一番良い状態のマシンで戦うつもりです。1つでも上の順位を獲得してMFJグランプリで結果を残したいと思います。」

■決勝レース後のコメント
酒井大作選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「レース1は無難にスタート。TSRさん、HARCさん、RC甲子園さんとのバトルになるレース展開でした。予選と同じペース、8秒台で周回を重ねるハイレベルなレースとなりました。ただ弱冠ブレーキに問題があり、ペースを上げるには至りませんでした。ポイント圏内で完走し、結果を残せたので及第点だと考えています。レース2もレース1と同様TSRさん、HARCさん、RC甲子園さんとの競り合いとなりました。赤旗が出るまで良いペースで走行できていたと思います。レース再開後、2回目のスタートは、武石さんがすぐ前に出てしばらくいっしょに走行しました。「ああ来たな、武石さん。さすがだな」とヘルメットの中で考えつつ走行していました。その後は、自分のリズムで自分のペースを作りチェッカーを受けました。BMWファンのみなさまとBMWオーナーのみなさまには1年間本当にたくさん応援していただき、たいへん感謝しております。こうやってレース活動ができるのもみなさまの応援のおかげです。今年のレースは今日で終わりですが、今日から来年に向かって新たなスタートをきりたいと思います。来年も変わらずこの体制でがんばるつもりです。来年もファンのみなさまといっしょにレースを戦うつもりですので、これからも応援していただけたらと思います。今年1年応援をありがとうございました。 」

武石伸也選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「ヒート1は、とてもいいスタートが切れました。あまり順位を上げることはできなかったのですが速いライダーについていくことができました。S 1000 RRのトップスピードが速かったので、今回はバイクに助けられたように思います。ただ周回を重ねるごとにラップタイムが落ち、その落ち幅が大きかったことが課題として残りました。ヒート2ではこのラップタイムの落ち幅という課題に対応しました。具体的にはトラクションコントロールとフライバイワイヤーのセッティングを変更しました。結果としてこれが良い方向に働き、すごく改善されました。バイクが非常に良い状態にあり、瞬間的に酒井選手の前に出ることもできました。Motorrad39の2台は完走でき、最後に2台揃っていいレースができ充実した週末になりました。1年間S 1000 RRで戦ってきましたが、このバイクに可能性と潜在能力を感じる1年でした。このバイクを選択したのは、自分はこのバイクを良いバイクだと考えているからです。ベースとなるバイクの素性は、レースをする上でたいへん重要です。多くの電子制御を備えるS1000RRでレースを戦う上での可能性と潜在能力を感じてこのバイクで戦ってきました。1戦ごとにバージョンアップを繰り返し進化し続けた1年でした。結果、最終戦でいいレースができてとてもうれしいです。まだ完成したわけではないので、これからがとても楽しみですね。(質問: 来年もS 1000 RRに乗っていただけますか?)他メーカーから多額の契約金を積まれたらわからないけど(笑)。冗談です。もちろん来年もこのBMW S1000RRでレースを戦うつもりです。1年間ありがとうございました。」

寺本幸司選手 (Team Tras 135HP)
「逆バンクでフロントから転倒してしまいました。幸い僕自身にはケガはなかったのですが、マシンのダメージが大きく、レース2までに修復することができませんでした。この結果、レースをスタートすることなくシーズンを終えることになり、とても残念です。せっかく応援していただいたBMWファンのみなさまに結果で応えられず、本当に申し訳なく思います。1年間全日本ロードレースで戦って、最初の2戦で非常に手ごたえを感じました。このまま登り調子で行こう!と考えていたのですが、ツインリンクもてぎで仕様を変更してから少しずつ歯車が狂い始め、僕自身も上手くまとめることができず、転倒を繰り返してしまいました。このことが長期的に見てマシンのセッティングに悪影響を与えた一因であったのでは、と推測しています。しかし、今シーズンは僕の中でやれることはすべてやり、やり尽くしたと自負しています。結果には繋がりませんでしたが、これもレース。またチャンスがあれば、いい走りで応えたいと思います。 BMWのファンのみなさまには1年間応援していただき、大変感謝しております。ありがとうございました 。」

児玉勇太選手 (Team Tras 135HP)
「セッティングに悩む僕の言葉に、電子制御サスペンションにはSHOWAさんが、エンジンの出力に関するマッピングにはHPレーススペシャリストの平野さんがたいへんな仕事量で取り組んで応えていただきました。みなさんに助けていただいた結果、とても気持ち良く走れるバイクが仕上がり、周回数10周のレース1は、思い切り走ることができました。変わってレース2、20周の長丁場になるレースだったので、耐久性のあるタイヤを選択、またこのタイヤに合せてサスペンションを調整しました。レースはスタートディレイになったり、赤旗中断になったり、荒れたサバイバルレースでしたが、無事に完走することができて満足しています。1年間電子制御サスペンションをはじめとする“電子制御”によるセッティングに取り組んできました。改めて思ったことは、「やはりバイクは人間が扱うもの」と言うことです。バイクという機械をちゃんと良い方向に制御するのは人間次第だということを再認識しました。S 1000 RRのエンジンは、市販であるにも関わらず、十分なパワーを有しています。この十分なパワーを如何に路面に伝えてマシンを前に出すかを考えて取り組んできましたが、僕の力が及ばず、なかなか自分の考えたマシンの挙動を得ることができませんでした。そういった苦労を顧みると最終戦になってしまいましたが、このラウンドでいいセッティングが見つかり、決勝を戦えたことをうれしく思います。」

Round 8. SUPERBIKE RACE in OKAYAMA 2015年10月17日(土)予選・18日(日)決勝

Round 8. SUPERBIKE RACE in OKAYAMA レース結果詳細はこちら

酒井大作選手

寺本幸司選手武石伸也選手
酒井大作選手
寺本幸司選手

 

■会場:岡山国際サーキット(岡山県)
■コンディション
 予選:天候-晴れ コース-ドライ
 決勝:天候-晴れ コース-ドライ
■予選結果:
  CONFIA Flex Motorrad39 酒井大作選手 15位/武石伸也選手 24位
  Team Tras 135HP 寺本幸司選手 18位/児玉勇太選手 27位
■決戦結果:
  CONFIA Flex Motorrad39 酒井大作選手 完走に至らず/武石伸也選手 24位
  Team Tras 135HP 寺本幸司選手 18位/児玉勇太選手 23位

■予選後のコメント
酒井大作選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「30秒半ばを目指しましたが及びませんでした。しかし目標の30秒台にはいったので満足しています。15番手という結果になりましたが、現在のパーッケージ、またBMW勢のトップタイムをマークしていることを考えれば、納得できる結果ではないでしょうか。セッションごとに目標タイム、課題をクリアしているので、決勝に向けて順調に進んでいます。 決勝ではこのS1000RRのポテンシャルを極限まで高めていい結果を残したいですね。 」

武石伸也選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「岡山国際サーキットは、ダブルヘアピンをはじめ180度近いターンするコーナーが多く、とても狭く感じます。SUGO、オートポリス、と高速コーナーを有する広いサーキットを攻めてきたので、今回の岡山はタイトでターンするようなコーナーの攻略にセッティングのポイントを置いています。予選の終盤で小さなトラブルが出て本来の走りができずこのタイムになりました。タイヤ交換をしてこれからアタックをしようとした矢先だったのでとても残念です。でもセッティングはいい感じに進んでいます。トラブルで十分に走ることができませんでしたが、もし走ることができればこのぐらいはできただろう、という感触が自分の中にはあります。このセッティングをベースにあとは決勝レースでベストを尽くして走ろうと考えています。」

寺本幸司選手 (Team Tras 135HP)
「自己ベストタイムは出ましたが、まだ満足できる範疇ではないですね。いまだセッティングが詰め切れていない状態にあり、様々な仕様を試し模索しています。その分タイムアップする余地がまだまだあると考えています。明日は朝のフリー走行でセッティング調整し、決勝ではベストの走りができるようがんばりたいと思います。」

児玉勇太選手 (Team Tras 135HP)
「路面温度が想定した温度よりもかなり高かったため、昨日の走行で感じた良いフィーリングが全く得られず苦戦を強いられる走行となりました。セッティング調整に終始し、タイムアタックができませんでした。なのでこのタイムには全然満足していません。ただ最終的には良いタイヤのセッティングを得ることができたのでこのセッティングをベースに決勝を戦うつもりです。一発のタイム出しよりも24周ある決勝の周回数を考えて調整を進めています。」

■決勝レース後のコメント
酒井大作選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「スタートをきることができませんでした。。。グリッドでローンチ・システム(※2015年型S1000RRには、完璧な発進加速を実現するローンチ・コントロールが標準装備されている。アクセルを全開にしてもエンジンが一定の回転数を越えないように制御されるシステムをいう) のモードに入れようとしたところモードが切り替えることができませんでした。(←あとでニュートラルにギアが入っていたことが判明)仕方がないので通常モードに戻してクラッチミートしたのですがマシンが前に進まずスタート失敗。ここでギアがニュートラルに入っていたことがわかったのですが時すでに遅し。後方の車両と接触したためステップを破損してしまい、2度のピットインを強いられることとなりました。最終的にはレースにならないほどの遅れてしまったのですが、最後まで走る姿勢をチームとファンの方々にお見せしなくては、と考えピットアウトしました。接触した左脚も負傷してしまい、“運の悪い1日”となってしまいました。 」

武石伸也選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「序盤マシンのバランスが良く、数台のマシンを抜くことができました。しかし中盤から終盤にかけてハンドリングが低下する挙動がマシンに現れ始めました。これはタイヤの消耗に起因することではなく、ガソリンが減ってからのマシンのバランスだと考えています。この挙動により、フロントの旋回性が落ちて最終ラップで抜かれてしまい、順位を落としてしまいました。レースウィークを通じてマシンつくりを上手く進められたと思います。後半戦に関してオートポリスとここ岡山は結果よりも電子制御をはじめとするマシンセッティング及びデータの取得を第一の目標として取り組んできました。順位を見ればいま一つですが、次に繋がるレースができたと自負しています 。」

寺本幸司選手 (Team Tras 135HP)
「まずまずのスタートでポジションをキープしながら1コーナーに進入しました。しかし自分の考えているマシンの挙動が得られず、自分の考えているペースに上げられずに苦しみながらの走行になりました。このレースウィークに取り組んできた問題点に関して完全に解消できないまま決勝を迎えてしまったことが原因です。次戦鈴鹿では、この問題点を洗い出してレースに臨みたいと考えていますので応援をよろしくお願いします。」

児玉勇太選手 (Team Tras 135HP)
「今回はレースウィークから燃料調整マップおよびDTCマップを大幅に見直し決勝に挑みました。今までは走行後のタイヤの消耗はささくれのようになっていましたが、DTCがうまく作動していると、ささくれ立つことも無く、きれいに磨耗していました。まだまだ自分の走りとDTCの挙動が一致していない点がありますが、さらに設定を詰めていきながら最終戦鈴鹿では良い結果を残したいいと思います。応援をよろしくお願いします。」

※2015MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦 筑波大会は、台風18号による広範囲にわたる甚大な影響を鑑み、中止となりました。

 

Round 6. AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE 2015 2015年9月12日(土)予選・13日(日)決勝

Round 6. AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE 2015 レース結果詳細はこちら

武石伸也選手

児玉勇太 選手児玉勇太 選手
武石伸也選手
寺本幸司選手
酒井大作選手

 

■会場:オートポリスインターナショナルレーシングコース(大分県)
■コンディション
 予選:天候-晴れ コース-ドライ
 決勝:天候-晴れ コース-ドライ
■予選結果:
  CONFIA Flex Motorrad39 酒井大作選手 15位/武石伸也選手 24位
  Team Tras 135HP 寺本幸司選手 18位/児玉勇太選手 22位
■決戦結果:
  CONFIA Flex Motorrad39 酒井大作選手 14位/武石伸也選手 15位
  Team Tras 135HP 寺本幸司選手 16位/児玉勇太選手 リタイア

■予選後のコメント
酒井大作選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「10位の加賀山選手のタイム1’50.385に届きませんでした。残念ですが、現状では少し及ばなかったようです。ただ、このウィークに入ってセッティングが進み、確実に1秒ずつタイムアップしているのでこの結果を前向きに考えています。ワークスマシンとの差が徐々に詰まっているこの結果に手ごたえとS1000RRの可能性を感じています。スタンダードのマシンでの50秒台がマークできるのですから、新型S1000RRを「素晴らしい!」と形容しても過言ではないでしょう。このS1000RRの素晴らしさを決勝でもBMWファンのみなさんにも観ていただきたいですし、自分自身も調子が上向いているのでみなさんの期待に応えるパフォーマンスをお見せしたいですね。 」

武石伸也選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「サスペンションの使い方をいままでやったことない方向に大きく振ってみたのですが、良い結果が得られませんでした。他にもトラクションコントロールマップなどもこれまでとは異なる数値を入力してみたのですが、考えていた挙動の変化が現れませんでした。これらのネガをふまえて明日の決勝に臨みたいと思います。後ろからのスタートになってしまいましたが、1台でも多く抜いてチェッカーを受けたいと思います。」

寺本幸司選手 (Team Tras 135HP)
「予選昨日のフリー走行で使用しなかったパーツなどを投入して少しセッティングを振ってみたところ今までになかったようなチャタリング(※車体が小刻みに振動するように揺れる挙動。)が出てしまいました。レーキングの開始からリリースに至る区間でこのチャタリングが顕著に出てしまい、マシンを安定させることができず、想定したタイムのクリアに至ることができませんでした。最終的にはマシンを振って攻めた結果、ネガを把握することができましたが、限られた予選の時間内では対処できませんでした。このチャタリングに対応する策を考えてあるので決勝は前向きな気持ちでいます。もう一段階上のレベルのセッティングを明日の朝のフリーで試し、ベストな状態で決勝のスタートを迎えたいと考えています。」

児玉勇太選手 (Team Tras 135HP)
「昨日、今日と走行してマシンの状態をタイム的にはあまり良くありませんが、セッティングは進んでいます。武石さんをはじめ、他のライダーの後ろを走り、他車の挙動を分析しながら周回を重ねました。ライダーによってキャラクターが違うと走りも変わるのだな、ということがその感想です。場所によってはマシンのいい挙動を得ることができるのですが、なかなかそれが1周のタイムに繋げることができませんでした。決勝は19ラップと長丁場になります。タイヤの摩耗、グリップダウンしてからの挙動を想定してセッティングを進めています。オートポリスは僕の地元のサーキットで好きなコース。決勝は多くのBMWファンのみなさんが観ていて楽しくなるような決勝レースにしたいですね。」

■決勝レース後のコメント
酒井大作選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「スタートを失敗、大きく順位を落としましたが2周目までにリカバリーし順位を戻したのでそんなに問題にはなりませんでした。想定したタイムで周回することはできたのですが、前を走るライダーのタイムがそれ以上であったため、これは大きな課題だと受け止めています。メーカー系のライダーといっしょに走ってみて、自分の速いポイントと相手の速いポイントが異なるため、走りのリズムが合ないことを感じました。前を走るライダーの背後につけることはできるのですが、オーバーテイクすることはできませんでした。結果順位を上げることができず、無駄にタイヤを摩耗させてしまいました。次の岡山国際サーキットは、全カテゴリーで優勝したことのある僕の得意なコース。これまで以上の走りでBMWファンのみなさんの期待に応えられるよう頑張りたいですね。 」

武石伸也選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「僕自身のレスポンスが悪かったのとクラッチミートが上手くいかずスタートに失敗しました。少し意気込み過ぎたことが原因かもしれません。他に昨日のデータからトラクションコントロールがあまり介入しない方向にマッピングを変更したことが裏目にでたのかも、と推測しています。また序盤はこのトラクションコントロールが路面状況にマッチしていなかったため、危うくハイサイドによる転倒する場面もあったほどでした。走行中にこのトラクションコントロールの数値を調整し、マシンを落ち着いたところから追い上げを開始しました。終盤はTeam Tras 135HPの寺本選手とのバトルとなりましたが、彼はクリーンなライダーですし、お互いにライダーとしてよくわかっているのでバトルを楽しみました。予選タイムが良くなかったにもかかわらず、決勝でバトルができたのは、メカニックの方が足回りを見直してくれたり、マッピングの数値をいれなおしてくれたおかげだと感謝しています。次の岡山国際のコースも久しぶりなので苦戦を強いられると思います。これからもセッティングのデータを収集し、最終戦のMFJグランプリ決勝、さらに来年のS1000RRのレースのために活かせるよう頑張りたいと思います。」

寺本幸司選手 (Team Tras 135HP)
「スタートは上手くいって前1列をすべて抜くことができ、ジャンプアップに成功しましたが、2周以降はペースを上げることができず、特に左コーナーでのグリップ感が低いためかなり順位を落としてしまいました。中盤からは車両も安定し、追い上げる展開になり1台1台パスしていきました。昨日課題となったチャタリングですが、対応策が功を奏し、決勝では改善することに成功しました。ただウィーク初日から感じていたリアタイヤのトラクション不足は改善に至らず、今後の課題となりました。レースは、CONFIA Flex Motorrad39の武石選手とのバトルになりとても楽しかったです。武石さんは非常にクリーンなバトルをしていただいたのでこちらの方もとても気持ち良く、また胸を借りるつもりでバトルを楽しませていただきました。 武石さんほどのライダーと2台のS1000RRでバトルすることができ、自分の経験上非常に大きな糧になったと思います。次の岡山国際のレースは結果にもこだわってレースをしたいと考えています。岡山は僕の地元でもあると同時にノービス時代に何度も優勝して腕を磨いてきたサーキット、最も得意なサーキットと言ってもいいと思います。精一杯頑張りますので応援をよろしくお願いします 。」

児玉勇太選手 (Team Tras 135HP)
「スタートから1コーナーまでに少し順位を下げたのですが、第1ヘアピンまでに何台か抜いて順位を挽回することができました。さらに第2ヘアピンまでに2台抜きに成功。しかし2周目に入る前の最終コーナーでスリップダウンによる転倒でした。幸い身体にケガはなかったのですが、マシンが大きく壊れてしまい、再スタートをあきらめざるを得ませんでした。地元のレースなので最低チェッカーフラッグだけは受けなくては、と考えていたのでとても残念です。ウィークを通して自分の中でバイクを作っているという実感があり、決勝のグリッドには最も良い状態のマシンを並べることができました。転倒は残念でしたが、手ごたえを得ることができたウィークになったと考えています。」

Suzuka 8hours World Endurance Championship Race 2015年7月26日(日)決勝

Suzuka 8hours World Endurance Championship Race レース結果詳細はこちら






■会場:鈴鹿サーキット(三重県)
■コンディション
  決勝:天候-晴れ コース-ドライ
■レース結果:
  CONFIA Flex Motorrad39 酒井大作選手/武石伸也選手 15位 197周 完走
  Team Tras 135HP 寺本幸司選手/児玉勇太選手 17位 196周 完走

■鈴鹿8時間耐久レース完走後のコメント
酒井大作選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「スタートライダーの変更(酒井選手から武石選手へ)は、今日の朝知りました。監督の指示なのですがビックリしました。今回の8耐は転倒が続出し、計6回もセーフティーカーが導入される難しいコンディションのレースとなりました。そんな状況の中、無事に完走することができたのはとても良かったと思います。8耐経験の多いライダーを揃えたことも完走の大きな要因だと思います。BMWで参戦した10チームの最上位という結果にも満足しています。スタートしてからすぐトラブルを抱えながらの走行となりました。8時間騙し騙しの走行だったのですが、この騙し騙しの走行による疲労との戦いでもありました。絶対あきらめない気持ちで最後まで走り切れて良かったと思います。8耐は何が起こるかわからないタフなレースなのです。去年14位、今年15位という結果を残したことは、必ず来年にも繋がると期待しています。何よりもうれしいのは、2012年よりこの活動を始めて、年々この活動に共感していただけるファンの方が増えていることです。こうして8耐で走れるのも、ファンのみなさまのおかげですし、本当にしんどい時も支えてくれたのはファンのみなさまでした。レース中も応援してくださるファンの顔が思い浮かんだくらいです。Motorrad 39は皆さんといっしょにレース活動をしていると考えています。レース活動を通じてファンのみなさまと共感できる瞬間をこれからも作っていきたいと思います。今年も8耐の応援をありがとうございました。 」

武石伸也選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「スタートライダーのお話しは、決勝当日の朝に聞きました。7年ぶりの8耐スタートライダーだったので少し緊張しました。スタートからの第1スティントは、ただ転ばぬよう酒井選手に無事にマシンを渡すことだけを考えて走りました。レース中問題を抱え、自分のペースを上げることができなかったことが、残念で悔いが残ります。しかし何とかレースの形を残せたのでは、と考えています。今年はワークスチームの参戦など上位の層が厚くなったことを考えれば、15位というリザルトは、悪くない結果だと思います。」

寺本幸司選手 (Team Tras 135HP)
「想定していたラップタイムで着実に周回を重ねることができました。フリー走行、予選、決勝当日朝のフリー走行を通じてタイムアタックではなく、マシンセッティングに時間を使ってきました。それが結実し、このレースウィークで最も良い状態のS 1000 RRをスターティンググリッドに並べることができました。それでも完璧なセッティングではなく、少しフロントに違和感を抱えたまま走行していました。この違和感から、転倒に至るマシンの挙動もあったのですが、なんとか抑え込み制御に至った場面もありました。それ以外は、問題なく走行できました。また小さな問題として、給油装置の故障、スタンドのフックの故障、ステップの緩み、などでタイムロスがありましたが、耐久レースではこういったマイナートラブルはつきものだと考えています。たらればになりますが、テストが順調でトラブルがなければ、もっともっと上の順位に行けたと思います。しかしウィークの最初にメインのマシンを転倒により大破全損し失い、Tカー(予備のマシン)で完走し17位という結果を残したことを考えれば、我々の力は出し切れたのではないでしょうか。このレースで我々は何をするべきか良くわかったので、残りの全日本JSB、来年の8耐に活かしたいと考えています。暑さで有名な「鈴鹿8耐」ですが、今年の8耐の暑さは例年よりもかなり暑かったと思います。酷暑の中8時間声援を送り続けてくれたファンのみなさんにはたいへん感謝しております。またTVで観戦し応援していただいたファンの方にも我々チームの走りをお伝えできたのでは、と考えています。この結果に満足せず、チームトラス135HPは、頑張りますので今後とも応援をよろしくお願いします。」

児玉勇太 選手 (Team Tras 135HP)
「僕の1スティント目、2スティント目は、転倒者が多く、セーフティカーが導入されなかなかペースが掴みづらい走行となりました。走行中は、リスクを冒すことなく、完走という結果を得ることだけを考えて走りました。ふだんのスプリントレースより長い時間を走る8耐は、自分にとって良い経験になりました。またいい勉強にもなったと思います。この経験を全日本ロードレースに活かしたいと思います。僕にとってBMW S 1000 RRでの8耐参戦は初めてなのですが、パワフルなエンジン性能にとてもアドバンテージを感じました。たとえば遅いバイクをコーナーでリスクを冒し無理をして抜く必要はなく、エンジン性能を活かし、ストレートでリスクなくパスすることができました。これは8耐のような耐久レースではとても有利に働き、8耐ではアドバンテージになると思いました。今年の8耐はすごく暑かったのでファンのみなさまもたいへんだったと思います。酷暑の中、ご声援ありがとうございました。」

Round4. SUGO SuperBike 120miles Endurance Race 2015年6月27日(土)予選・28日(日)決勝

SUGO SuperBike 120miles Endurance Race レース結果詳細はこちら






■スポーツランドSUGO(宮城県)
■コンディション
  予選:天候-雨 コース-ウェット
  決勝:天候-曇り コース-ドライ
■予選結果:
  CONFIA Flex Motorrad39 酒井大作選手/武石伸也選手 9位
  Team Tras 135HP 寺本幸司選手/児玉勇太選手 16位
■決勝結果:
  CONFIA Flex Motorrad39 酒井大作選手/武石伸也選手 8位
  Team Tras 135HP 寺本幸司選手/児玉勇太選手 13位

■予選レース後のコメント
酒井大作選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「現状ではベストを尽くせたと思います。ワークスマシンやセミワークスチームとこうして戦えるのは 新型S1000RRのポテンシャルによるものだと考えています。 我々はスタンダードベースでこのレースを戦っているのですが、予選9位という結果に S1000RRの本当の素晴らしさを感じています。 9位に満足しているわけではありませんが、とてもいい状態にあるので この結果を決勝に繋げて、シングルフィニッシュできるように頑張ります。 」

武石伸也選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「1時間の予選だったのですが、2度の赤旗中断があったため時間が短縮され、 計画通りに走行することができませんでした。 4~5ラップ自分が走ってマシンのフィーリングを掴んで酒井選手と交代、そのあと もう一度自分が乗りアジャスト後、タイムアタックを試みました。 そのタイムが1’42.938です。ウェットの場合、周回を重ねることによって タイムアップが見込めます。もっと走り込んでタイムアップを図りたかったのですが、 残り時間を考えて酒井選手に1周でも多く走らせたかったので交代しました。 走り込みはできませんでしたが、タイムの上がり方とマシンのフィーリングがいいので 自分の中では納得しています。 明日は荒れたレースになりそうなので、慎重に走っていい結果を残したいです。 ふたりのセッティングの方向性が一致しているのでこれをアドバンテージにして いいレースにしたいですね。」

寺本幸司選手 (Team Tras 135HP)
「昨日の転倒による影響がまだ身体に残っています。痛み止めを服用 しているので走行中はあまり痛みを感じないのですが、ベストの走りからはほど遠い状態です。今日の予選は計測するために走りました。(※レギュレーションで115パーセント予選通過タイムをクリアできないと決勝を走行することができなくなるため)決勝を走るかどうかは、体の状態次第です。明日の決勝までには、ケガによる痛みが和らぐことを望んでいます。」

児玉勇太 選手 (Team Tras 135HP)
「フルウェットで走るのが今日が初めてだったので、タイムアタックはせずにセッティングの確認作業に時間を費やしました。 それなりに走った結果がこのタイムです。今回使用するマシンは、僕の136号車に寺本さんのマシンからおもに足回りを中心とした パーツを組み込んだマシンとなります。 それなりに違う部分もあるのですが、あまり違和感なく走れています。時間があまりなかったのでウェットのバランスを詰め切ることはできませんでしたが、最終的に方向性が見えたのでこれに関しては良かったのではないでしょうか。明日のレース戦略はこれから考えますが、できる限りの力を出し切ってそれが良い結果に繋がれば、と思います。」

■決勝レース後のコメント
酒井大作選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「決勝では、バイクの状態がこのウィークでベストの状態でした。スタッフのみんなのおかげだと思います。 レース展開のポイントはズバリ「雨」です。レース前半は軽く乾いていたので想定よりも速いラップタイム、 29秒台の前半をマークすることができました。その後雨が降り始め、トップグループから離されてしまいました。 降雨の中単独で走るとなかなかペースが掴みにくいので、後ろのバイクをわざと先行させペースメーカーとして利用しました。前を走るバイクの挙動、タイヤの摩耗具合、濡れ方などを分析しながら慎重に走行しました そんな中、トップグループのマシンはペースを乱し、転倒リタイヤが続出したため、結果的に順位を上げることに 成功しました。 また降雨がコースの一部に限られていたため、雨雲の動きを予測し、予定周回数を増やして、ピットインを 遅らせました。一時リーダーボードの2番手にゼッケン39が表示されたのはこの作戦のためです。 雨が上がってからは、前走するマシンを抜き、29~30秒のタイムにペースアップして走りました。このペースはトップ5のマシンと変わらないタイムだったため順位も5→4→3→2と上げることができました。ピットインを遅らせたこともありますが、一時的にせよこの全日本選手権の最高峰JSB1000クラスで 2番手を走行できたのはS1000RRのポテンシャルの高さの証明でもあると思います。久しぶりにファンの方やスタッフのみんなをワクワクさせるようなレースができたことを率直に喜んでいます。これからのレース、もちろん8耐も、みなさんをワクワクさせるようなレースをしていきたいと思います。僕たちのチームは、応援してくださるみなさんといっしょに走っているつもりでレース活動をしています。 これからもぜひみなさんの応援をよろしくお願いします。」

武石伸也選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「僕のスティントでは、ドライで走ることができました。酒井選手の周回をできるだけ多くとり、残りの周回を僕がカバーするという作戦通りのレースができました。途中酒井選手のスティントで雨が降りコンディションが悪化したのですが、酒井選手が上手く走行して 順位を上げてくれました。僕はその順位をキープしてチェッカーを受けました。 自分では上手くサポートできたと思います。ある意味慎重すぎたかな、とも思いますが、転倒なく、トラブルなく レースをフィニッシュできたことは、8耐に向けて意義のあるレースができたと感じています。」

寺本幸司選手 (Team Tras 135HP)
「今日は痛み止めを飲みながらの我慢のレースでした。それでも集中力だけは切らさないように最後まで走り切ることができました。 無事にバイクをゴールラインまで運ぶことができたのは、チームのサポートのおかげだと考えています。今回のレースはセミ耐久レース、この延長線上が「鈴鹿8耐」があります。鈴鹿8耐は、路面温度も高温になるなど難しい面もありますが、児玉選手と協力して前半戦一番のレースをBMWファンのみなさまに見せたいと思います。みなさまの応援をよろしくお願いします。」

児玉勇太選手 (Team Tras 135HP)
「今回は事前テストからセッティングが思うように進まず、決勝も我慢のレースになりました。 ドライセッティングでコースにでたのですが、雨が降り出し思うように走ることができませんでした。 攻めたい気持ちはあったのですが、一つのミスでここまでセッティングしてきたことが台無しになると 考え、慎重な走行に徹して周回しました。降ったり止んだりの難しいコンディションに悩まされるレースに なりましたが、8耐でもこのような天候は十分ありえるのでいい経験ができました。8耐はいけるだけ行きたいと考えています。自分の力を最大限に発揮してがんばるので応援してください。」

Round 3. 
SUPERBIKE RACE in MOTEGI   2015年5月24日(土)予選/決勝・25日(日)決勝

Round 3. 
SUPERBIKE RACE in MOTEGI レース結果詳細はこちら

■会場:ツインリンクもてぎ(栃木県)
■コンディション
  予選:天候-晴れ コース-ドライ
  決勝:天候-晴れ コース-ドライ
■予選結果: 酒井大作選手 14位/武石伸也選手 23位/寺本幸司選手 16位/児玉勇太選手 26位
■決勝結果: 酒井大作選手 13位/武石伸也選手 18位/寺本幸司選手 リタイヤ/児玉勇太選手 22位

■予選後のコメント
酒井大作選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「昨日の状態から路面温度が上がり、思ったようにタイムが伸びませんでした。この状況を考えると50秒台は少し厳しかったように思います。 これは自分に限らず、周りのライダーの多くが1秒近くタイムを落としていることを考えるとこのタイムは、悪くないと思います。 速く走るには、このS1000RRというバイクを如何に理解できるかにかかっていると考えています。このバイクのパッケージを活かして速くなりたいと考えています。」

武石伸也選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「予選では主にブレーキングに関するセッティングの課題を考えながら走行しましたが、自分が考えていた対策ではこの課題を解消するに至りませんでした。新品タイヤを投入したにも関わらず、タイムが上がらなかったのはこのことも要因かと考えています。 問題はこのネガの部分だけなので、あとは自分の頑張り次第です。 上手く解消して明日の決勝は、しっかりした走りをしたいと思います。」

寺本幸司選手 (Team Tras 135HP)
「昨日セッションでファイナルを変更し本日の予選では、最初の15分で足回りのセットアップを施しました。 急ピッチでしたがマシンのセッティングを修正した結果、フィーリングの良いマシンになりました。 新品タイヤを入れて「さあいこう!」とピットアウトしたのですが、3周目に裏ストレート手前のヘアピンでフロントからスリップダウン、転倒してしまいました。しかしその前に自己ベストをマーク、昨日から2秒のタイムアップに成功、16番グリッドを獲得することができました。転倒がなかったらもっといけたと思うので残念です。この転倒で悪い点がわかったことを収穫と考えています。バイクのフィーリングも良く、転倒によるダメージも少ないので悪くないと考えています。 (ご自身のケガは?)僕にケガは全くありません、大丈夫ですよ。なので決勝に向けてマイナスの要因はありません。 決勝はポジティブな気持ちで臨みたいと思います。朝のセットアップでセッティングをさらに進めて決勝でいい走りをしたいと考えています。応援の程よろしくお願いします。」

児玉勇太選手 (Team Tras 135HP)
「タイムアップできなかったのはセッティングを振ったところ思ったような挙動が出ませんでした。 具体的に言うとフロントのイニシャルを掛け(バネを縮める状態にする)、リアのDDCを少し強めに効くようにして、バイクの姿勢制御を試みました。ブレーキをかけ始めてからバイクを寝かせていくまでの姿勢が自分の考えるイメージと異なって上手くまとまりませんでした。 「ブレーキを離して、旋回、そしてスロットルを開ける」、この時間を如何に短くすることが当面の課題です。現状はスロットルを開けると考えているラインに乗せられず、少しづつズレていき、はらんでしまうのです。これを解決するためのいろいろセッティングを試したのですがタイムには繋がりませんでした。 問題解決に予選の時間を費やしてしまい、タイムアタックできなかったことが悔しいですね。 明日はフリーでセッティングを進めて決勝ではいい結果を残したいと考えています。僕としては理論によってセッティングを進めてS1000RRをスムーズに動かしてやれば、必ず速く走ることができると思っています。決勝は23周と長いですが、スタートを決めて、積極的に前を抜いていきます!応援お願いします。」

■決勝レース後のコメント
酒井大作選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「スタートは可もなく不可もなく、集中していました。一列でも二列でも前に出られればいいのですが、それよりも大事なのはミスしないことだと考えスタートに集中しました。 スタート直後1コーナー、眼の前でスズキの今野選手が転倒しましたが、上手く混乱を避けることができました。1~2周目はポジション取りとなりました。 実は決勝に向けて微妙にサスペンションのセッティングを振ってみました。しかし、この微妙な変更がマシンの挙動にネガとして働いてしまい、この結果となってしまいました。 本当に微々たる変更だったのですが、こんなにも大きくマシンの挙動に影響を与えるものなのか、と驚いています。挙動が出たからダメというのではなく、ライダーとしてライディングでなんとかこの挙動を抑えようと、試行錯誤しながら走っていました。 このライディングによるアジャストに3~4周を費やしてしまいました。この間に前を行くライダーにマージンを与えてしまった、と悔やんでいます。 その後は直前を走るライダーを抜き、さらに前を行くライダーとのタイム差を詰めていったのですがタイヤの摩耗もあり、抜くことはできませんでした。 今回のレースでS 1000 RRを理解することがいかに大切かと言うことを改めて認識しました。 制御系のディバイス、新たなシステムをもっともっと理解して次戦のレースで結果に繋げたいと思います。 今は苦しいレース展開を強いられています。しかし我々のチームとS 1000 RRの力はこんなものではありません。BMWファンのみなさんの期待に応えられるレースができると思いますし、必ずやります。ぜひ応援をよろしくお願いします。」

武石伸也選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「予選のままのセッティングで走行しても良い結果が得られないことはわかっていたので、決勝では予選とは異なるセッティングで臨みました。 予選での実走データはありませんが、自分の考えるサスペンションのセッティングをぶっつけ本番で投入したところウィークを通して一番良い挙動を示し、なんとかレースをまとめることができました。これはスタッフのみなさんのおかげだと考えています。 この決勝で施したサスペンションのセッティングがレースウィークの初日に出ていれば、と少し悔やむ気持ちもあります。このセッティングをスタートラインとし、アジャストしていけば、もっと良い結果が得られたのでは、と考えてしまします。 久しぶりモテギのレースということで自分に迷いがあったのかもしれません。 しかしスタッフのみなさんが良い仕事をしてくれたおかげでいいセッティングを見つけることができました。いいデータを得られたことで、2台目のマシンと僕の走る価値と存在意義を高めていきたいと考えています。」

寺本幸司選手 (Team Tras 135HP)
「予選の時からサスペンションのセッティングを変更して臨んだ決勝でしたが、7周目のS字コーナーの進入でスリップダウン、リタイヤとなってしまいました。 今回の転倒の原因を解析、解決することでより完成度の高いS 1000 RRに仕上げていきたいと考えています。次戦のSUGOではネガを克服したより完成度の高い走りをしたいと思います。」

児玉勇太選手 (Team Tras 135HP)
「スタート自体は悪くなかったのですが、1コーナーの進入はポジション取りが良くなく順位を落としてしまいました。前のマシンのペースが上がらず、2,3周 様子を見てしまったこともありタイムを落としてしまいました。それからもあまりペースが上がらず、この結果となりました。 練習走行、予選、決勝とこのレースウィークの間、少しづつ進歩していて、マシンの挙動も良くなってきているのですが、著しくタイムアップにつながることには至っていません。 思い切り攻めるマシンという感じではなく、レース中もマシンの挙動を探りながらの我慢のレースとなりました。ツインリンクもてぎは日本のサーキットでも特 殊なサーキットでストップアンドゴーが顕著なサーキットです。ブレーキを強くかけることを強いられるので、そのときの車体の姿勢が顕著にでるのが特徴で す。ほかのサーキットではだましだましのライディング、だましだましの走行ができるのですが、ここモテギではそれができず、顕著にタイムに現れました。 ごまかしが効かないことがかえってS 1000 RRの理解を深め、セッティングを見直すいい結果になったと考えています。今回のレースで他のサーキットでも活かせるデータを残せたとポジティブに考えています。 もっともっとS 1000 RRで走り込んで、いいバイクにしていきたいし、僕自身も勉強していきたいと考えています。」

Round 2. SUPERBIKE RACE in KYUSHU  2015年4月25日(土)予選・26日(日)決勝

SUZUKA 2&4 RACE レース結果詳細はこちら





■オートポリスサーキット(大分県)
■コンディション
  予選:天候-晴れ コース-ドライ
  決勝:天候-晴れ コース-ドライ
■予選結果: 酒井大作選手 14位/武石伸也選手 23位/寺本幸司選手 13位/児玉勇太選手 21位
■決勝結果: 酒井大作選手 11位/武石伸也選手 20位/寺本幸司選手 14位/児玉勇太選手 19位

■予選レース後のコメント
酒井大作選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「しっかり温めたフレッシュタイヤに換えてこれからいざアタック!と考えてピットアウトしました。アウトラップを1周走り、さあタイムアタックだ、と入った1コーナーでマシンが加速しなくなり、マシンを止めました。このタイムならトップ10にも行けたはずです。10位のライダーが50秒6だったので、今の自分のタイムならこのタイムを破り、トップ10に入る自信がありました。このタイミングで電装系のトラブルがでてしまい、とても残念です。これからトラブルの原因を解明して、明日の決勝に備えたいと思います。」

武石伸也選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「昨日抱えていたトラブルは解消できました。予選のタイムアタック中に別のトラブルが生じ、機を逸してしまい少し残念でした。良かったことは、セッティングの方向性が見えたことです。昨日よりは走り易いセッティングを見つけることができました。しかしレースウィークの初日に出遅れたことがこの予選に影響したことは否めません。昨日の段階で今日のセッティングを見つけることができていれば、本日更なる進歩と嵩上げがあったと思います。トラブルの原因がわかっているので決勝はこれに気をつけて走行したいと思います。」

寺本幸司選手 (Team Tras 135HP)
「決勝を見据えてのセッティングをずっと進めていました。想定していたタイム、1分51秒台をマークし、順調にセッティングが進んでいます。あとは決勝に向けてシュミレーションしながら朝の走行でマシンを仕上げていこうと考えています。」

児玉勇太選手 (Team Tras 135HP)
「昨日、今日と走行してマシンの状態を良くしようといろいろなセッティングを試してみました。だんだん良くなってきています。現在のパッケージをもう少し速くなると考えています。僕とチームでモチベーションを上げて決勝を頑張りたいと思います。」

■決勝レース後のコメント
酒井大作選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「スタートはスムーズに加速することができました。ターゲットをどのライダーにしようか、といったレース展開を考えながらレース序盤を走りました。開幕戦鈴鹿よりもこの第2戦オートポリスで多くのデータ得ることができました。S 1000 RRは、新型のバイクなので、より多くのデータを集める必要があります。そのような意味では、(2台完走は、)現状においてよい仕事ができたと考えています。次のツインリンクもしっかり走っていい結果を出したいと頑張りたいと思います。」

武石伸也選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「スタートして攻めてみようかとも考えたのですが、セッティングがその状態になかったので、この結果となりました。次のレースはツインリンクもてぎ。マシンのセッティングのイメージもあり、また少し走ったことがあるコースなので良いレースになるよう頑張りたいと思います。」

寺本幸司選手 (Team Tras 135HP)
「今日はスタートが上手く決まりました。前の1列をすべてかわして1コーナーに進入。10番手くらいにジャンプアップすることに成功しました。ところが2周目の第2ヘアピンでコースオフ。転倒は免れたのですが、24番手くらいまで順位を落としてしまいました。ここからは追い上げるレース展開になりました。レースをあきらめることなく、確実に1台1台を他車パスした結果、14位まで回復し、チェッカーを受けることができました。でもちょっと悔いの残るレースとなりました。あのコースアウトがなければ、トップ10内もしくはその前後に入れたのでは、と悔やんでいます。しかしバイクと僕の調子は決して悪くないので悲観はしていません。転倒なく、無事に完走しなデータを持ち帰ることが非常に大きな進歩だと思います。データを活かして第3戦までにマシンをアップデートできれば、と期待しております。」

児玉勇太選手 (Team Tras 135HP)
「決勝は最初から行けるところまで行こう!と考え全力で走行しました。レースウィークを通じて様々なセッティングを試し、車体が安定する方向で仕上がったので最初から全力で飛ばしました。中盤になりタイヤが消耗し、そのときのライダーとしての対応、消耗したことを見込んだセッティングはもっと自分なりに考えなくてはいけないと感じました。今回も完走して多くのデータを得ることができました。第3戦ツインリンクもてぎまで少し時間があるので今日のレースで得られたデータを分析しようと思います。とりあえずポイントを獲得できたことが良かったです。」

Round 1.  SUZUKA 2&4 RACE     2014年4月12日(土)予選・13日(日)決勝

SUZUKA 2&4 RACE レース結果詳細はこちら





■会場:鈴鹿サーキット(三重県)
■コンディション
  予選:天候-晴れ コース-ドライ
  決勝:天候-薄曇り コース-ドライ
■予選結果: 酒井大作選手 17位/武石伸也選手 23位/寺本幸司選手 22位/児玉勇太選手 27位
■決勝結果: 酒井大作選手 15位/武石伸也選手 リタイア/寺本幸司選手 16位/児玉勇太選手 21位

■予選レース後のコメント
酒井大作選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「正直タイム的には不本意です。もっともっと行けるのではないかと考えていたのでとても残念です。
そんな中で多くのデータを得たことがこの予選の収穫でした。今回のMotorrad 39は3台体制で鈴鹿2&4に臨みます。3台のマシンとライダーによる走行データと情報によりマシンのセッティングが進むこと期待しています。」

武石伸也選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「タイムは平凡なタイムで終わってしまいました。上位チームの層が厚くなった分、順位が下がってしまった印象です。今抱えている問題さえ解決できれば、10秒台は見えています。車体とエンジンに一つずつ課題があり、それをクリアな状態にしたいと考えています。この課題をクリアするために走行を繰り返したのですが、結果、デグナー2つ目でコースアウトしてしまいました。この課題があるため決勝は慎重な走行を強いられそうです。」

寺本幸司選手 (Team Tras 135HP)
「いちおう10秒を狙って予選に臨みました。このマシンで10秒が出ないわけで訳ではないのですが、現状ではまだまだセッティングがまとめきれていません。ですが今回の予選で決勝に向けて多くのデータをとることができました。
引き続き集中してセットアップのデータを収集していきたいと考えています。今季からサスペンションのメーカーであるSHOWAさんの電子制御サスペンションを使用することになりました。電子制御サスペンションは走る度に、データを集積し、バージョンアップしていくといった機能を有しています。ですので多くの走行データを集めることが大切になります。現状は走れば走るほど良くなる、といった感じです。」

児玉勇太選手 (Team Tras 135HP)
「昨日に引き続きいろいろなセッティングを試しました。もちろん予選なのでタイムアタックも試みてみました。
そのタイムアタックで通常走行にはない挙動がでて対応することになりました。現状の中でベストを尽くした結果がこのタイム1’12.803となりました。決勝は27番グリッドスタートになりますが、この順位から一つでも上の結果が得られるよう頑張りますので応援をよろしくお願いします。」

■決勝レース後のコメント
酒井大作選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「ウォームアップ走行では昨日までのセッティングから大きくセッティングを施して走行しました。それが決勝に臨むにあたって良い指針になりました。スタートは可もなく不可もなく普通のスタートが切れたのですが、続くS字コーナーでハイサイドになり、何台ものバイクに抜かれて大きく順位を落としてしまいました。そのあとは速い段階で挽回できたのできました。しかし序盤に順位を争っていた今野選手、秋吉選手、渡辺選手に先行を許してしまいました。でも彼らは遠い存在ではなく、眼の前のライバルと考えています。次戦では勝負ができるようセッティングを進めていきたいと考えています。」

武石伸也選手 (CONFIA Flex Motorrad39)
「※フィニッシュライン不通過(完走扱い)昨日に引き続きいろいろなセッティングを試しました。
もちろん予選なのでタイムアタックも試みてみました。そのタイムアタックで通常走行にはない挙動がでて対応することになりました。現状の中でベストを尽くした結果がこのタイム1’12.803となりました。決勝は27番グリッドスタートになりますが、この順位から一つでも上の結果が得られるよう頑張りますので応援をよろしくお願いします。」

寺本幸司選手 (Team Tras 135HP)
「雨天のため午前のウォームアップ走行はウェットコンディションでの走行になりました。トラブルが重なり、あまり周回数を多く走ることができませんでした。しかし決勝に向けてチームスタッフのみなさんが頑張ってくれ、決勝のスターティンググリッドに完璧な状態のS 1000 RRを並べることができました。決勝のスタートはあまり上手くいかず、集団のゴタゴタに呑み込まれてしましました。最初はタイヤのフィーリングを確認しながら走行していました。中盤くらいからベストラップを刻むことができるようになり、前のグループに追いつくことができました。このときバックストレートでスリップストリームを使い同じBMWに乗る武石選手をパスしました。この2台のオーバーテイクが、功を奏し最終的に16位でフィニッシュすることができました、マシンの状態は今回のレースウィーク中、今日(決勝日)が最も良かったと感じています。これはメカニックとスタッフのみなさんのおかげです。 彼らのおかげでいいレースができ、そしていいレースができたことが僕にとって一番うれしいことでもありました。タイムもこのバイクでの自己ベスト(2’10.632)をマーク。 予選で目標だった10秒台に決勝で刻むことができ、とても満足しています。 そして完走できたことも、うれしく思っています。レースを走り切ることは電子制御サスペンションにとってとても良いことです。僕たちはより多くのデータを集めるために距離を多く走り、しっかり走り切ることを第一の目標に走行しています。次戦オートポリスでは眼の前の目標をクリアすることに集中して最善を尽くしたいと考えます。そして第一の目標である「鈴鹿8耐」にむけてマシンを造っていきたいと思います。」

児玉勇太選手 (Team Tras 135HP)
「ウォームアップは雨だったので確認走行に徹することになりました。 感触は良くなったのですが、タイム的にはまだまだといった感じでした。 スタートはまずまず普通に切ることができました。 レースは上位チームのペースには届かず、多くを単独での走行となりました。現状でバイクの状態と自分の状態を考えるとベストは尽くせた、と考えています。21位という結果には、20位だったら良かったのに、という気持ちもありますが、これからチームのみんなと頑張ってポイントを獲得していきたいと思います。」