車両緊急通報システムに関するFAQ。
  • ECALLが作動した場合、システムは、緊急の支援に必要な、速度とは無関係のデータのみを、BMWのコールセンターに送信します。従って、車両の位置は、緊急呼び出しが作動した時点でのみ特定できます。この場合、運転速度を判定することはできません。

  • 緊急呼び出しが自動作動または手動作動の場合、暗号化されたデータ記録がBMWコールセンタに送信されます。例えば、車両識別番号、SIMカードが入っている携帯電話番号、作動時刻、緊急呼び出しの種類(手動または自動)、現在の位置と走行方向が含まれています。

  • 車両緊急通報システムは、無期限に利用でき、例えば、このシステムを利用できる欧州諸国でのローミング料金などの付加的な携帯電話料金が発生することなく、使用できます(ネットワーク範囲の詳細: bmw-motorrad.com/ecall または http://www.bmw-motorrad.com/com/de/technology_detail/safety/item_ecall.html)。

  • 車両緊急通報システムは、あらゆる緊急事態発生時に利用できます。例えば、事故を目撃した場合、体調が優れない場合、バイクが故障した場合、またはその他のサービスを必要とする場合などに利用できます。

  • 緊急事態の場合、緊急呼び出しを作動できる回数に制限はありません。例えば、軽度の事故で作動した自動緊急呼び出しを、カウントダウン中に中断しても、しばらくしてから、負傷していることに初めて気が付いた場合には、SOSボタンによる手動の緊急呼び出しを開始できます。 

     

  • 車両緊急通報システムには、事故を検知するための総合センサーシステムと頑丈なアルゴリズムが内蔵されています。これにより、多様な車両試験で可能な限り安全が確保されています。そのため、例えば、車体を損傷することなく道路のくぼみや障害物を渡る場合など、一般的な運転状態は除外されます。停車中の "転倒" の場合、緊急呼び出しが作動します。 

    自動作動の前提条件:

    ·       10 km/h以上の速度でバイクが上反りになる

    ·       10 km/h以上の速度からのブレーキ後にバイクが上反りになる

    ·       車体速度に関係なく(例えば、停車中のバイクに、他の車両が衝突した場合など)、定義された度合いによる障害物/車両との衝突

  • 車両緊急通報システムを装備することで、接触事故と重大事故をしっかりと区別できるシステムがバイクに備わります。しっかり区別するために、システムは、例えば、加速センサーと横傾斜角(バンク角)センサーからの情報を使用します。   

     

  • 緊急呼び出しを手動で作動する場合、車体が安定していて、イグニッションスイッチがONになっていることを確認する必要があります。さらに、エンジンのスイッチを切り、ヘルメットを外して、BMWコールセンターと通信のために、可能な限り最良の音声品質を確保することをお勧めします。

     

  • 自動作動の場合は、緊急呼び出しが行われたときに、セキュリテイ上の理由から、一連の救助が必ず作動します。緊急呼び出しは、軽度の上反り/接触の場合にのみ、音声信号を伴いながらメーターパネルに表示されるショートカウントダウン中に、SOSボタンを長押しすることで、中断できます。自動作動によりBMWコールセンターとの連絡が確立された場合、エージェントには、救助を送ることが義務付けられています。

     

    手動作動の場合、コールセンターのエージェントと話す必要があります。医療支援を必要することが判明すると、エージェントは一連の救助を作動させます。状況に応じて、呼び出し側がエージェントと話さない場合、または話せない場合、安全上の理由から、一連の救助が作動します。

     

  • 車両緊急通報システムに制限事項はありますか? 携帯電話が圏内にあることが、緊急呼び出しの前提条件となります。圏外の場合、BMWコールセンターとの接続を確立できません。携帯電話モジュールをバイクに取り付けるときの位置は主に、機能性を保証するために選ばれていて、重大な事故であっても、可能な限り使える状態にシステムが維持されるようになっています。システム自体が重大事故で壊れた場合、緊急呼び出しを作動することはできません。

     

  • 手動作動の緊急呼び出しと、接触事後により作動した緊急呼び出しは、どちらも、カウントダウン中にSOSボタンを長押しすることで、中断できます。手動の場合、走行を再開したとき、またはイグニッションスイッチをOFFにしたときに、接続設定が終了します。重大事故によって作動した呼び出しは、中断できません。この場合、一刻一秒を争うため、一連の救助が速やかに作動します。

     

  • 原則として、システムをテストする必要はありません。技術的な故障である場合には、メーターパネルにメッセージが表示されます。必要に応じて、システムを個人的にテストすることは、もちろんできます。そうするには、静止状態でSOSボタンを軽く押すだけで十分です。音声とメーターパネルの表示でカウントダウンが始まっても、BMWコールセンターに接続してしまう前に、すぐに呼び出しを中止できるようになっています。 不注意により、緊急呼び出しがつながってしまった場合は、コールセンターのエージェントに、"システムテスト" であることを説明する必要があります。

     

  • このシステムは、メンテナンスフリーです。初期起動後、システムは、携帯電話/GPS圏内にあって、イグニッションスイッチがON(例えば、運転中)担っているときに、定期間隔で自動的にアップデートされます。

     

  • 車両緊急通報システムのメリットは、ユーザーが選択した言語で、有資格のBMWコールセンターエージェントが対応してくれるところです。これは、緊急事態に、情報を支障なく伝えられるよう確保するために、特に重要なことです。工場出荷時の言語設定は、その国に応じて異なります。任意の "ECALL言語" は、メーターパネルの言語設定とは関係なく設定されるため、ECALLで使用したい言語は、BMW Motorrad認定ディーラーでのみ指定できます。利用できる言語は、ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、スウェーデン語、スペイン語、チェコ語、トルコ語です。

     

  • 車両緊急通報システム機能を使用したくない場合(中古車を購入した場合など)は、あらかじめ組み込まれているSIMカードとそれとリンクしている車両緊急通報システムの機能を、BMW Motorrad認定ディーラーにて無効にすることができます。SIMカードを無効にすると、メーターパネルにそれに相応する表示が現れます。SIMカードを "再び有効" にする操作も、BMW Motorrad認定ディーラーにて行うことができます。

     

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