Technology

チャレンジスピリットをバックアップする最新のライディングテクノロジー

むき出しの野性を支え、新たなる挑戦をバックアップする高度なテクノロジーと、スポーツマインドを刺激するスタイリング。
みずからの闘争心と向上心、そしてBMW Motorradのスポーツモデルが開くのは新しい世界への扉だ。

M 1000 RR

BMW MotorradがWorldSBK(世界スーパーバイク選手権)の舞台で磨き上げたエアロ・ダイナミクス・テクノロジー。その象徴となる装備がカーボン製のMウイングレットだ。このウイングレットが生み出すダウンフォースは、50km/hで0.5kg、100km/hで1.8kg、そして300km/hでは16.3kgと、ストリートからサーキットまでまであらゆるシーンで効果を発揮する。

ウイングレットの装着によってマシンの安定性は格段に向上し、ブレーキングや加速などあらゆるアクションでタイムアップに貢献する。BMW Motorradがサーキットで行なったテストでは、ウイングレットを装着したマシンはウイングレットを装着しないマシンに比べて、ラップタイムで0.5秒~0.7秒もの短縮に成功。

+ Read more

M 1000 RRのエンジンは、S 1000 RRのエンジンをベースとしながらも専用のセットアップを施して、さらなるパフォーマンスアップを実現した。

最高出力212hp、レブリミットは1万5,100回転を誇る並列4気筒エンジンには、専用設計の鍛造ピストンをはじめ、チタニウム製コンロッド、DLC(ダイアモンド・ライク・カーボン)コーティング済みの軽量ロッカーアーム、新たなプロファイルを採用したエキゾースト・カムシャフトなど数多くの専用パーツを搭載。

そこに可変カムシャフト機構となるBMW ShiftCamを組み合わせることで、高回転域でのよどみないパワーデリバリーを実現している。このBMW ShiftCamはエンジン回転数が9,000rpmでカムの切り替えを行うが、その切り替えにかかる時間はわずか10ミリセコンド。ライダーはシームレスにその強大なパワーを手に入れることが可能だ。

+ Read more

S 1000 RR

最高出力207hpを誇るスーパースポーツモデルS 1000 RR。可変バルブタイミング機構BMWShiftCamをはじめ、あらゆる路面状況で最適なパワーデリバリーを実現するDTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)、電子制御サスペンションシステムのDDC(ダイナミック・ダンピング・コントロール)など、最新世代の電子制御テクノロジーを数多く採用。これらの電子制御テクノロジーは、選択したライディングモードや路面状況に合わせてライダーをバックアップする。

+ Read more

可変バルブタイミング機構BMW ShiftCamは、インテーク用のカムシャフトに異なるプロフィールのカムを備え、エンジン回転数が9,000rpmに達するとカムを切り替えることで高回転域でのさらなるパフォーマンスアップを実現。この機構により、低回転域から高回転域まで全域においてパワーとトルクをアップさせるだけでなく、燃料消費率の向上や排気ガスのクリーン化にも寄与している。

+ Read more

S 1000 RRではそのポテンシャルをさらに引き上げるためのオプションパーツを豊富に用意。Mカーボンホイールをはじめ、Mライトウェイト・バッテリー、Mスポーツシート、Mシャーシキットなどを用意するMパッケージでは車両重量193.5kgを実現。さらにエキサイティングなスポーツライディングを提供する。

+ Read more

S 1000 R

165hp を発揮するS 1000 RR譲りの999cc並列4気筒エンジンをダイナミックなデザインでパッケージしたS 1000 R。そのアップライトなポジションによって生み出されるライディングの自由度は、ストリートからサーキットまでエキサイティングな走りを約束するもの。

もちろん、DTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)やシフトアシスタントPro、ASC(オート・スタビリティ・コントロール)、Race ABS、DDC(ダイナミック・ダンピング・コントロール)、クルーズコントロールなど、S 1000 RRでも採用されている最新のテクノロジーを踏襲するほか、HPパフォーマンスパーツなど豊富なライディングエクイップメントを用意。スポーツライディングを心から堪能する1台に仕上げることが可能。

+ Read more

R 1250 R

排気量1,254ccの空水冷ボクサーエンジンに搭載される可変バルブタイミングシステムBMWShiftCam。エンジンの低回転域と高回転域で異なるカムプロフィールを用意することで、スムースな走りとエキサイティングなパワーデリバリーを実現しながら、排気ガスのクリーンかと燃料消費率の効率化をも両立させた画期的なシステムを、BMW Motorradが初めて採用したのはボクサーエンジンモデルだ。

低回転域ではパーシャル・ロードカムでバルブリフト量を抑え、高回転域ではフル・ロードカムでバルブリフト量を増やすBMWShiftCamの採用により、最大出力は従来モデルの125hp→136hpへと飛躍的にアップ。ボクサーエンジンのエキサイティングな一面をさらに引き上げている。

さらに、DTCやライディングモードを組み合わせることで、ストリートからツーリング、そしてスポーツ走行までをも幅広くカバーするエンジン特性を実現。

R 1250 Rは走るステージを問わず、ライダーの意思とリニアにリンクする。

+ Read more

R 1250 Rでは電子制御式サスペンションのダイナミックESA “Next Generation“を搭載する。Road / Rain / Dynamicの3つのライディング・モードに対応し、さらに路面状況に合わせて適切な減衰特性を確保するシステムは、安全性を高めるだけでなく、よりスポーティな走りを実現できるテクノロジーだ。

+ Read more

G 310 R

エンジン前方から吸気して後方へ排気する—市販モデルとしては特異なエンジンレイアウトを採用するG 310 R。排気量313ccのDOHC単気筒エンジンは最高出力34hp、レブリミットは1万500rpmを誇り、エキスパートからビギナーまで幅広いライダーが楽しめるスポーティな一面を持っている。

この特徴的なエンジンの採用により、G 310 Rは前後重量配分を最適化。さらに軽量なスチールパイプフレームとアルミ製のロングスイングアームの採用で、スポーツ走行も存分に満喫できる軽快なハンドリングを実現した。

+ Read more
spinner