メンテナンスインターバル
ダイナミックなサービスコンセプト
BMW Motorradは1989年に、走行距離10,000kmごとのメンテナンス制度を導入しました。このインターバルは現在に至っても、業界最高のメンテナンス性を誇ります。成熟した信頼性の高いテクノロジー、極めて高い製品品質、そして比較的にメンテナンスコストがかからないことを証明するものです。さらに、メンテナンス間隔が長いということは、購入やリセール時の重要なポイントとなります。
技術的な進歩は、定期的な点検作業の範囲縮小も可能にしてきました。ディーラーや顧客への調査結果、10,000km点検や20,000km点検に加え、年1回の法定点検は必ずも活用されていないことが明らかになりました。これは、バイクのパフォーマンスにマイナスの影響を与えるおそれがあり、数年に1回しか点検されていない事で、さまざまな動作要素が古くなっている状態です。
こうしたお客様の傾向や技術的進化に着目しBMW Motorradはバイクに乗らない期間も含めて、フレキシブルな点検サービスのコンセプトを考えました。つまり、点検作業の範囲は、走行距離よりも経過年数に応じて大きく異なります。
この点検間隔の枠組みは、ダイナミックメンテナンス戦略の一環です。BMWのバイクはどれも走行距離に関係なく、年1回の点検が義務付けられています。頻繁に走る場合は、この年1回の定期点検の他に走行距離に応じた点検が必要になります。1年間の走行距離が10,000km以上の場合には追加点検が必要です。そのため、点検の時期になると、マルチファンクションディスプレイにそのことが通知されます。
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