INTERNATIONAL GS TROPHY 2022 QUALIFIER JAPAN

International GS Trophy 2022への道

International GS Trophy 。それはGSに乗るすべてのライダーにとって、最大の憧れである世界最高峰のアドベンチャー・ツーリング

さぁ、あなたもGS Trophyをきっかけに、GSとさらなるアドベンチャーを楽しみましょう。

険しい道のりを乗り越え
GS Trophyの日本代表ライダーが決定

2021年9月、3日間わたりに行われたINTERNATIONAL GS TROPHY 2022 QUALIFIER JAPAN。

ここでは日本代表ライダーは男性3名、女性2名が決定いたしました。

2022年9月行われるInternational GS Trophy Southeast Europe ALBANIAを目指した日本のGS乗りたちが実際に挑んだプログラムや、日本代表ライダーをご紹介する開催レポートをご覧ください。

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GS TROPHY 2022 国内予選 体験会 & 練習会 特別動画

2年に一度、BMW MOTORRADが主催するInternational GS Trophy

次回の正式大会名は、International GS Trophy Southeast Europe ALBANIA。アルバニアは、四国の1.5倍ほどの面積の中に、美しい海岸線から険しい山岳高地が共存し、良質なオフロードアドベンチャーライディングに挑める地勢が揃っています。International GS Trophyに参加できるのは人生に一度だけ。タフなGSライダー達が2022年晩夏に開催を予定しているアルバニア大会に向け、日本のGS乗りたちが3日間にわたり長野県志賀高原にて開催された予選、ファイナルへと挑んだのです。

 

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2008年から始まったInternational GS Trophy。これまでアフリカ大陸、北南米大陸、東南アジア、中央アジア、オセアニアとチャレンジングなフィールドを舞台に2年に一度開催されてきました。ライディングスキル、フィジカル、コミュニケーション力など厳しい選考会を勝ち抜いた代表選手達。本戦に参加が許されるのは生涯に一度だけ。選ばれたGS乗り達をキャストとして、BMW MOTORRADの選任チームが腕によりを掛けて準備をした良質なアドベンチャー体験、それがInternational GS Trophyです。そこにはGSが持つ世界観と、それを体感するまたとない機会が詰まっているのです。

2022年のInternational GS Trophyに向けたクオリファイア・ジャパンは、秋分の日、9月23日、24日、25日の3日間に掛けて長野県志賀高原を舞台に開催されました。

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DAY1:9月23日

DAY1:9月23日

13時30分から開始される参加受付から3日間がスタートします。コロナ禍による参加見合わせはあったものの、女性ライダー6名を含む48名が各地から集まりました。荷物を下ろし、ゼッケンを貼り付け、明日からの走行ステージに合わせ、タイヤの空気圧を調整し、指定されたパーキングロットにGSを並べます。

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15時30分からはクオリファイアに向けたブリーフィングが行われたのち、早速16時から1次予選の最初のスペシャルステージ「ナビゲーションゲーム」が開始されます。

このゲームは、エントラント自身が歩く、ときには走るというフィジカルも試されます。アドベンチャーラリーで用いられるロードブックを使い、指定されたルートを区間距離、分岐や目印を便りにまわるもの。13分以内に1.3㎞のコースを完走すること。志賀高原一之瀬地区にある「おこじょスキー場」の麓に設定されたコースを周回する設定が組まれました。15秒間隔でスタートしたエントラント達。前走者の背中が見えるだけにミスコースに気づかず追走するケースも発生。中には40分以上走り続けた選手も。遠路から志賀高原に集まったエントラントの1日は、ややほろ苦い形で幕を閉じたのです。

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DAY2:9月24日AM

DAY2:9月24日AM

9月24日は、午前中に4ステージ、午後に8ステージが行われました。午前8時、検温、健康チェックからエントラントの1日は始まります。その後、タイヤの指定空気圧が維持されているかのチェックも行われます。空気圧が低すぎると失格処分となるため緊張の一瞬です。選考会用の指定タイヤの一つ、ブリヂストンが持ち込んだ正確に構成された空気圧計で計測。朝の時間、気温が15度を割るだけに昨日計測した空気圧よりも低めの値に肝を冷やすエントラントもいましたが、この日は全員がパスすることができました。

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午前中は二つの会場に別れてクオリファイアが行われます。ゼッケン順で2つにグループ化され、グループAは、GSのパーキングスペースから徒歩で会場入り。そこではパニアケースにお手玉を投げ入れるゲームと、一周350メートルのオーバルトラックを使い、BMWモトラッドや、GSモデルや40年を超す歴史、そしてInternational GS Trophyに関するクイズの二つのゲームが行われました。制限時間10分で指定された5問に答えるこのゲーム、オーバルトラック内に英文で出題された20問が配置され、おのおの指定された5問を見つけだし英文で答える、というもの。

 

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そして別会場では、エントラント自身のGSを使い、BALANCING A GS WITH ENGINE RUNNING、PUSH THE BIKE BACKWARDSというふたつのエクササイズが行われています。

BALANCING A GS WITH ENGINE RUNNINGは、サイドスタンドを払い、エンジンを始動。ライダーは正面に立ち、片手だけでフロントスクリーンを保持し、バイクを直立させます。オフィシャルの助けがあるのはそこまで。スクリーンを保持した状態からバイクの周りを片手だけでGSを保持。そこからGSの車体を持つ場所をかえながらGSの周囲を一周。その後、サイドスタンドを立て、エンジンを止める、というもの。普段、まずやらない動作だけに緊張感が高まります。同時に「バイクは直立していれば、片手で楽に支えられる。」というBMW MOTORRAD流ライディング理論の伝承でもあるのです。

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次のPUSH THE BIKE BACKWARDSは、幅と長さが指定されたコースの中に3つのパイロンが等間隔で設置され、GSを後ろ向きに押しながらパイロンスラロームを行うというもの。取り回し操作がそのままゲームになっているのがユニーク。フコース退出後、サイドスタンドを立てGSを停止させるまでがゲーム。単純なだけに最後の「停止させる」を忘れ退出してしまったエントラントもいました。

 

午前中全体はまさにウォームアップ。午後にクオリファイアの本番が控えていたのです。

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DAY2:9月24日PM

DAY2:9月24日PM

予定より進行が早く進んだAMのメニューを受け、午後のスタートは12時となりました。午後も2箇所の会場に別れ、それぞれ4つのエクササイズが行われています。一つ目の会場は志賀高原のダイヤモンドスキー場の施設とゲレンデを使ったもの。

スキーゲレンデ山頂に向かう400メートルは続く急勾配の砂利道で、STAND UP AND PULL AWAY、HILL CLIMBの二つが行われました。STAND UP AND PULL AWAYは、傾斜を登るダート路で、駆動輪を空転させないよう走る競技。スタートと同時にスタンディングポジションでGSを操り、指定された距離を走るもの。傾斜のきつい砂利道の始まり部分からスタートするため難易度は高く、かつその後に控えるHILL CLIMBに向け、加速をしたい・・・・。しかしアクセルを開けすぎればホイールスピンでペナルティーポイントが加算される・・・・・。

トラクションコントロールをオフにした状態だけに難しい選択をエントラントは迫られます。ヒルクライムエリアで加速が足りず、多くのエントラントがGSをスタック、転倒させてしまう中、速度を上手くマネージメントしたライダー、最初のエクササイズでのペナルティーポイントを覚悟で加速しつつその先の3つのエクササイズを成功させるという戦略を採るなど、判断が分かれたところ。スタック、転倒は容赦無くライダーから体力を奪ったことは言うまでも無く、今回のクオリファイアを語る上で大きなポイントになりました。

 

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砂利道の終着点はダイヤモンドスキー場の山頂部分。その平らなスペースを使い一定距離を停止することなくできるだけ低速で走るSLOW RACEが行われます。

左右と距離の指定されたコースで行われ、低速走行でのバランスを保ちながら走り、足付き、転倒などはペナルティーポイントの対象です。低速という最もバイクを操る上で技術を問われるばかりか、普段はできても緊張のあまり思わずエンストするライダーも。そんなプレッシャーをはねのけ、実力を発揮したライダーは、胸をなで下ろしたはずです。

 

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そして会場を移してこの日の午後、は次のコンテンツを連続で行うセクションが設けられました。
左右にコース幅が指定された中、短い間隔で並んだパイロンを左右にGSをコントロールしながら走行するSLALOM。
そして隣り合わせで設定された正方形のボックスの中で左周り3周、右周り3周をするFIGURE OF EIGHT。
ボックスに入る位置、隣のボックスに移動する位置、出口も指定された場所を通過することが求められます。
大きなGSを小さなターンサークルで旋回させる低速バランス技術が凝縮したエクササイズです。

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続くRIDING ON A LOGは、幅の狭い板の上を指定された距離を一気に渡りきる必要がある一本橋。

最後のPARK A GSは、指定された位置にサイドスタンドを出し停めることができたか、かつ指定された枠内にGSから降りてライダーは立つことができたか、を問うもの。サイドスタンドを立てる小さい目標でしかないこのエクササイズは多くのエントラントにとってゲーム色の強いものとなりました。

砂利道の上り坂で行われたSTAND UP AND PULL AWAY、HILL CLIMBにおいて、スタックや転倒が多く発生し、時間を要したため一部競技がDAY3に延期されることに。しかし、DAY3の午前中にはファイナルに進む女性5名、男性10名のライダーが確定。午後、いよいよ緊張のファイナルに進んだのです。

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DAY3:9月25日AM

DAY3:9月25日AM

International GS Trophy Southeast Europe ALBANIAに向けたファイナルでもっとも特徴的なのは、エントリーする国それぞれで同じ配置で10のエクササイズを並べ、足付き、トラックリミットオーバー、転倒、不通過などのペナルティーポイントの加算と、スタートからフィニッシュまでのタイムを掛け合わせる方法で決するルールを採っています。女性は5名から2名が選出、男性は10名から3名が選出されるのです。

これまで過去3回、インターナショナルフィメールチームという醸成代表チームを派遣SきてきたInternational GS Trophy。次回、アルバニア大会から、女性も各国を代表するナショナルチームとして2名が選考されることになりました。しかし、参加が可能なのは、各国で行われた予選結果の上位6カ国まで。最終的に15カ国のファイナルが終了した時点で日本チームが参戦できるかの可否が決まります。

 

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ここまで知力、体力、GSのライディング力で評価された選手達は、ファイナルのコースでその実力を見せつけます。初めてのコース、そしてファイナル用に貸与される車両はR1250GS。最新モデルであり、エントラントが普段乗っている自車両ともことなる車両でのトライとなる完全イコールコンディション。クオリファイアでもの指定タイヤの一つとなった、メッツラー・カルー3が装着されています。

事前にコース説明とブリーフィングため歩いてエントラントはマーシャルとコースを一周します。その後、スタート順を決める抽選を行い、いよいよファイナルがスタート。互いにエールを送り、順番待ちで緊張が高まるライダーへもそっと声をかけあいます。

コースは各セクションであるエクササイズへの進入導線角度や互いの距離が短く、自由なライン取りができないだけにその難易度は増し入るエントラントにとって平常心を保ちながら挑む乱れない精神力が求められます。

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選ばれたGS Trophyの日本代表ライダー

選ばれたGS Trophyの日本代表ライダー

太陽が西に傾き始めたころ、およそ90分におよんだ戦いは静かに幕をおろしました。そして、新たにInternational GS Trophyの日本代表へと選出されたライダーをご紹介いたします。

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International GS Trophyの日本代表の女性ライダー2名をご紹介いたします。

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International GS Trophy Southeast Europe ALBANIAが行われる2022年晩夏。ファイナリスト達は、フィジカル、GSを操るスキルレベル、そしてチームワークの醸成など、2022年に本戦にむけスタートを切ったのです。

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INTERNATIONAL GS TROPHY 2022 SOUTHEAST EUROPE開催概要(本戦)

INTERNATIONAL GS TROPHY 2022 SOUTHEAST EUROPE開催概要(本戦)

◆ 開催国:アルバニア共和国  

◆ 開催月日:2022年9月4日~10日(予定)  

◆ 実施期間:7日間(暫定)  

◆ 使用車両:R 1250 GS(変更になる可能性あり)  

◆ 参加人数(男性):参加国16チーム×各国3名=48名  

◆ 参加人数(女性):成績上位国6チーム×各国2名×=12名

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GS TROPHYとは

人生でたった一度しか参加することが許されない特別なアドベンチャー

人生でたった一度しか参加することが許されない特別なアドベンチャー

2年に1度、世界の様々な国、地域から集まるGS乗り達が、知力・体力・ライディングスキルなどを競うGS Trophy。各国代表3人が1チームとなり、人種や国籍の異なるライダーたちと一丸となって様々な局面に立ち向かう壮大なアドベンチャーは、その人間力が試される舞台です。

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GS TROPHY 2022競技車両 R 1250 GS

途切れることのない冒険心

40年間に渡ってアドベンチャーバイクのアイコンとして歩んできたGSは、今もなお新しい機能で冒険者たちを刺激し続けています。 ※写真はイメージであり実際の車両とは異なる場合がございます。

40年間に渡ってアドベンチャーバイクのアイコンとして歩んできたGSは、今もなお新しい機能で冒険者たちを刺激し続けています。 ※写真はイメージであり実際の車両とは異なる場合がございます。

よくあるご質問

Q:英語でのコニュニケーション能力とはTOEIC スコアとか英検レベルとかの基準はあるのでしょうか?

A:基準は特にはありませんが、アルバニア本戦では全てのやり取りが英語になるので、それらに適応する英語力が必要となります。

Q:予選会、練習会、体験会において、トランスポーター用の駐車場は会場に完備されていますか?

A:各会場にトランスポーター用の駐車場は完備されています。詳細は各参加者様宛てに運営事務局からE メールにてご案内させて頂きます。

Q:練習会/体験会に参加する際も募集要項に記載されている指定タイヤの装着が必須なのでしょうか?

A:練習会/体験会にはタイヤの指定は特にありませんが、ブロックタイヤの装着を推奨します。

Q:予選会にエントリーした場合、練習会への参加は必須なのでしょうか?

A:練習会は任意参加になりますので必須ではありません。

Q:練習会/体験会/予選会に参加する際の宿泊等の手配は各自で行うかたちになるのでしょうか?

A:宿泊先の選定や予約等は参加者各自で行ってください。

Q:予選会や体験会に参加する際も参加条件に記載されている車種に限定されるのでしょうか?

A:予選会や体験会に参加する際も参加条件に記載されている車種に限定されます。

Q:練習会は3会場の内、好みの場所を選択できるのでしょうか?

A:練習会は参加者の現住所により、主催者側で開催場所を指定させて頂きます。

Q:最終予選会終了後に予定されているフェアウェルパーティーは参加しなくても大丈夫なのでしょうか?

A:フェアウェルパーティーが開催される場合は任意参加となり、パーティーに不参加でも全く問題ありません。また、パーティーの開催については現在調整中で確定事項ではありません。尚、開催される場合は参加費が別途必要になります。

Q:フェアウェルパーティーの開催有無はどのように告知されますか。

A:参加申込者様に対して運営事務局からE メールにて告知させて頂きます。

GS TROPHY 2022 QUALIFIER JAPAN 運営事務局のご案内

●GS TROPHY 2022 QUALIFIER JAPAN 運営事務局
(有限会社ユニゾンテック内)

TEL:045-575-0252

mail:info@unisontech.jp

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