晴天の2日間 イベントを満喫

G 310 Rのレーサーマシンから、C evolution、鈴鹿8耐SSTクラス優勝マシンまで、幅広い車種が1対1のドラッグレース形式でその果敢な走りを披露するデモンストレーション走行。

今年初めてながら、今回最も人気を博したコンテンツとなりました。様々な組み合わせの中で、K 1600 Bや電動スクーターのC evolutionが予想を超えるスタートダッシュを見せ、観客を魅了しました。また、Round 2と3では、最後の第7ヒートにBMW MからM3コンペティションとM5が登場。オートバイ対車というなかなか見られない組み合わせも実現しました。

初日の9/7、BMW Motorrad正規ディーラー5社のエキシビションマッチを行いました。5社の熱い戦い前には、現役レーシングライダー鈴木大五郎選手が登場。デモンストレーション走行を行い、アッという間にヒルクライムを完走。大いに会場を沸かせました。その後5社のエキシビションが開始され、スタートフラッガーには地元白馬高校の生徒さんにご協力いただきました。日々バイクに接しているディーラー精鋭の社員である選手達にとっても、各ディーラーの看板を背負ったこの場面では、さすがに緊張の色が隠せない様子。でも、マシンの性能と運転のコツを熟知しているだけあって5社中4社が完走、嬉しい驚きに！上位3チームにはお客様と勝利を分かち合うために、白馬村から地元産の銘酒とジュースの詰め合わせがプレゼントされました。

地元大町警察署の協力のもと、白馬村内を50台のBMWがスローペースで駆けぬける、セーフティーライダーパレード。今年は、前段として高校生向けの交通安全教室を行い、事故に遭遇した場合の冷静な対応について学んでいただいた後、有志の方のタンデムライダーとして一緒にパレードに参加いただきました。

また、今年はヘリコプターも上空からパレードをサポート。パレードの隊列に加わり、白馬村役場までエスコートしました。BMWからはセーフティーカーとしてM5、最後尾には新型X5も帯同し、パレードに華を添えました。途中、村役場では地元有志による手作りの「花ご飯」や白馬村の美味しい湧き水がふるまわれ、白馬高校の生徒の皆さんからは初めてバイクに乗った感想を参加者に伝えていただくなど、手作り感のある心温まるパレードイベントとなりました。

地域の皆様と一緒につくりあげるイベントとして、今年は、地元の白馬高校の生徒さんにBMW Motorrad days 2019の2日間をサポートしていただきました。ヒルクライムコンテストやドラッグレースデモンストレーションでは、スタートフラッガーのお手伝いなどで、ライダーの緊張をほぐしたり、笑顔で交流したりという場面も。

また、白馬高校PRブースを設置。全国でもユニークな「国際観光課」をもつ同校のさまざまな取り組みや、障害者の方と田植えから一緒に生産した、プレミアム純米吟醸「黒菱」を明るく元気に紹介してくれました。白馬高等学校の皆様、本当にありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

盛りだくさんの初日のイベント、締めくくりはバーベキューを囲んでの熱いライブパフォーマンス！

各種コンテストの入賞者表彰式などのセレモニーに続いて、このイベントのために結成されたBMW（=Beauties Make you Wild）Bandに加え、今年は地元長野のオーガニックソウルシンガー、湯澤かよこさんもオープニングアクトとして登場。

夜の帳を吹き飛ばすようなロックが、ハートに語りかけるようなバラードが、ライダーたちをたっぷり酔わせてくれました。その瞬間、暗闇に現れたのが夜間飛行の気球。バーナーの炎が照らし出すその姿は、まるで空飛ぶランタンです。会場の盛り上がりがピークに達した頃、再び、夜空を艶やかに照らしたのは満天の花火、花火、花火。こうして興奮と絶叫のもと、長かった初日の幕が静かに下ろされました。